20160503

「音楽が何も役に立たなかった」



「それ(音楽の力)が
 あるとはわたしには断言できないというか
 なぜかというと自分も音楽が何も役に立たなかった
 このあっしが、
 役に立たなかったくらいの絶望を経験したからなの」


今観てた、2011年の震災後のSONGSで
吉田美和が話してたことの一部。


こないだまで、まさにそうで、
つらいとき、
好きな音楽聴けば元気出るでしょ!と思って聴いてみても
右から左で何にも頭に入って来なくて
ああこんなこともあるのか、と。

暫く経ったら 今度は
大好きなのに聴くと苦しくて
何を聴いても涙が出るし
こんなこともあるのか、と。

ライブも、
わたしひとりが遊んでる場合じゃないから自粛、
みたいなのもあったけど
すっごく楽しみにしてたのに
どうにも行く気になれなくて
わたしの代わりに楽しんで来て!ってチケットあげたり
それでも引き受け手が見つからなかったものは
やむなく燃えるゴミにしてしまったり。。

音楽聴いて元気になる、どころか聴けば聴くほど落ち込むばかり。

さすがにもう音楽聴いたら無条件に泣く、みたいなことはないけど
ドリの新曲は歌詞読んだだけで・試聴だけで泣けちゃうから
まだ全然聴けてない。

BRADIOの新曲も親に対するあれこれだよね、、
なんだろう、家族がブームなの?

泣けば泣いたですっきりすることもあるから、
それはそれでいいのかもしれない。
けど、逆にいつまでこんな落ち込んでるんだろうと
なんでこんなゴミなんだろうと
自分に嫌気がさして余計に落ち込むことのほうが多いのでね。

音楽を楽しむ余裕が出てきたなあと思う。
ライブはまだ楽しめるか分からないけど。。

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